Raspbianでoverclockさせて高速化させてみる
現在はraspberry piをWEBサーバ化させてワードプレス用のテスト環境として使用しているのだが、現状のままだとサーバーの応答時間がモッサリしていて編集作業にストレスを感じるほど処理が遅いのでRaspberry piをオーバークロックさせて高速化させてみる。
仮にオーバークロックはCPUにかなり負荷を与えるのでラズベリーパイの寿命を縮める結果になり、またSDカードの読み書き失敗などでSDカードが破損するリスク等が伴うので基本自己責任となる。
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ヒートシンクの取り付け
念のため熱対策にCPUやメモリのチップの上にヒートシンクを取りつけておく。まぁぶっちゃけると現在稼動させているかぎりではラズパイ本体が熱くなったことがないのでもしかしたら要らなかったかもしれない。
ヒートシンクの自作
本来は自作したものを取り付けるつもりだったのだが、PCショップにチップ用のヒートシンクなるものがうっていたので大きいほうは使っていない。仮に材料は100円ショップダイソーのガーデニング用品としておいてあった虫除けの薄い銅版。
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接着にはシリコングリスをしたが、シリコングリスではちゃんとくっつかないのでシールタイプを使ったほうがいいかもしれない。
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アルミでも代用可
また銅だとさびるので他にアルミを使うと言う選択肢もある。上の画像は100均のダイソーに売っていたアルミ板。まぁ最も身近なものでアルミ缶やアルミホイルを重ねて利用するというの手だが。
オーバークロックの設定
オーバークロックの設定はインストール時にも開いたことのある” raspi-config ” から設定する。Overclockの設定項目はわりと最近に追加されたものらしいのででてこないのであれば,
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
でRaspbian本体を更新させておこう
設定は標準の700Mhzから最大ターボモードの1Ghzまで選べる。仮にターボモードにすると動作が不安定になったり、場合によっては起動までいかないことがあるのでそういった場合には起動時にShiftキーを押しっぱなしにすれば通常の700Mhzで起動できるようなので少しは安心できる。
なおみかん魚は最大の1Ghzのターボにしていたが、よく起動に失敗するのでひとつしたのHighで動作させている。
最大出力ではないにせよそれでも初期状態よりもずっと高速なのでWEBサーバーとしての応答時間もかなりましになっているので。かなり編集作業は楽になっていると思う。
ということで今回はここまでにしておこう。それでは、またの機会に…。

みかん魚

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