100均のセリアで売っているスピーカーだがよく見ると違うような気がするのは気のせいではない。100円ショップであるセリアの小さい白いキューブ型スピーカーの中のユニットを交換したものである。仮にユニットは100円ではない。
使用しているスピーカーユニットはaura soundの nsw1-205-8a。このスピーカーはセリア制の白いキューブ型のエンクロージャー(箱)を使用してスピーカーユニットをはめ込んで作った自作スピーカーである。前の穴にSPユニットが微妙にはまりそうだったので(微妙にはまらなかった)、やすりで穴を拡張していて、またユニットを固定するためのねじ穴を空けている。裏側はRCAジャックを取り付けていて、RCAケーブルで接続できる。
仮に作業工程の写真がないのは数年前に作ったスピーカーだからで、実質、我が家では自作アンプと組み合わせて数年稼動して現在も現役のパソコン用スピーカーである。
鋭い指向性とフラットな音質
ユニットのデータシートを見れば分かるが周波数特性はフラットなものとなっている。ただし高域に落ち込みが見られていて場合によっては物足りなさを感じさせるかもしれない。また中域にも若干の落ち込みが見られ、ボーカルが弱いといっていた人間がいたが、これのせいだろう。
ただそれでもスピーカーユニットの大きさからは想像できないような音をだすほどの音質があることには変わりなく、少なくとも100円スピーカーの音と同じではないことは確かだ。 また最小のであるがゆえの最大のメリットがある。
それは狭い空間でも安定した定位感を確保できることである。スピーカーユニットは表面積が小さくなるほど指向性が鋭くなる傾向があり、指向性が鋭くなるほどステレオで聴いたときの音のPAN振りの位置が分かりやすくなる。
つまり車内のような狭い空間であっても真ん中にボーカル、ドラムが右ベースが左といった具合に音の位置を把握しやすくなるといった具合だ。ちょっと説明が下手で分かりづらいと思うが。”音の定位 ”でググればなんとなく分かると思うので参考いただきたい。
最後にこのスピーカーは低音がだせないのでどうしても低域が欲しい場合はウーファーやサブウーファーと組み合わせて使うのいいようなきがする。みかん魚はPC用の偽100均スピーカーと大きなスピーカーをウーファーとを併用して使用している。
それと自作がめんどうだというのであれば、ソニーのSRS-M50というのがある。同じ音とは流石にいかないが、おそらく似た傾向のもので、結構評価いいスピーカーなので一応進めてみる
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では今回はここまでにしておこう、それではまたの機会に…

みかん魚

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