raspberry piを試してみる
まえまえから興味があったラズベリーパイ(raspberry pi)を入手してので、今回はそのレビューをやっていこうと思う。
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名刺サイズの安価な小型コンピューター
ラズベリーパイは大きさが名刺サイズ(91×55mmほど)の小型コンピュータで、購入したのはスペックが高いほうのRaspberry Pi Model-B。 といっても性能そのものはスマートフォンなどの携帯機並みだが、35ドルで入手でき日本に輸入しても5000円前後と格安で入手できる。
以前作った名刺と並べてみる
raspberrypi単品はむき出しの基盤以外は何もついていないまっさらのもので、やることは自作PCの延長のようなものだ。 またハードディスクの代わりにSDカードを使ったりUSBから周辺機器に接続できることなど、スマートフォンをパソコンにしたみたいなものでもある。
OSのインストールと起動
今回はMini Linux PCとして推奨OSであるDebianをベースに作られたRaspbianというLinuxディストリビューションをインストールから起動までをおこなってみる。
ラズベリーパイの使い方の説明というよりはどんなものなのかを紹介するような内容になるので、ご了承いただきたい。 それではレポートに入ろう
他に必要なもの
本体以外にラズベリーパイを起動するために必要なものは以下のとおりだ
HDMIケーブルまたはコンポジットケーブル
映像機器につなぐために必要なもの。PC用のディスプレイがなくてもテレビがあればモニターとして利用できる。 ただコンポジットだと画面がぼけて文字が見にくいのでデジタルテレビなどについているHDMIやDVI入力のディスプレイがあるのならそちらを使ったほうが無難である。
マイクロUSBから供給できる電源
電源はスマートフォンではおなじみのマイクロUSBから電源を供給できる。あと実は普通のUSB端子からも電源供給が可能だ。方法論としてはPCからUSB経由でバスパワーを利用するなどがある。
ACアダプタから電源が供給できるUSBハブを使う、マイクロUSB端子のついたACアダプタを利用するなどいろいろと方法がある 今回はスマホ用のUSB電源アダプタを使ってEVO 3D用に使っているマイクロUSBケーブルで繋いで電源を供給した。
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仮にラズパイには5Vで700mA以上であれば利用できる。ACアダプタのスペックを確認するにはACアダプタ本体に必ずoutputという部分に電圧と電流が表記されている
SDカード
SDカードでなくマイクロSDカードでも動作するのでどちらでもよい。ただ新しく買うならclass10以上のものを買ったほうがいい。 理由はSDカードの読み込み速度によってかなり処理速度に影響するからだ。
容量は少なくとも8G以上でclass10のものであればいいだろうか またSDカードとラズベリーパイとの相性問題があるらしいのでこちらで確認しておくとよい。
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キーボードとマウス
PCを使うなら必要な基本的な入力装置2種、ただ起動するだけならマウスはまだ必要ない。
注意点としてはラズベリーパイにはUSBしかついていないのでUSB入力のものかPS/2接続-USB変換アダプタを利用するといい。 今回は変換アダプタからキーボードとUSBのマウスを利用した
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SDカードにRaspbianをインストール
ラズベリーパイを起動する前にSDカードにOSを書き込んでインストールしておく。ぶっちゃけるとみかん魚も手探りなので詳しいことは書かないので詳しいことはググって自分で調べてもらいたい(他力本願)。
ただみかん魚はwindows7の64bitでやっているので似たような環境の人なら参考にしてみてもいいかもしれない。
SDカードのフォーマット
新しいものでも今まで使っていたものでもとりあえずフォーマットしておく。フォーマットは別に何を使ってもいいと思うがみかん魚は他の人を参考にSDフォーマッターを使用している。
RaspbianのデータをSDカードに書き込む
Raspberry Piの公式サイトからRaspbianをダウンロードして、ZIPファイルを解凍 解凍してできたイメージファイルをSDファイルに書き込む。みかん魚は同じように参考にしてWin32 Disk Imageを使用する。 それにしても買ったSDカードがクラス4だからか書き込みが遅い。
起動してみる
アナログキャプチャーによる録画
SDカードにOSの書き込みが完了したら本体に取り付けて実際に起動してみる。Linux系OSでは基本的にwindowsやmacOSのようなデスクトップが中心ではなく、 ソフトのインストールにしても何かを認識させるにしても全てコマンドを入力して処理する必要がある。といっても昔のものと比べてかなり簡略化されて楽になっているらしい。
キャプチャー環境にUSBビデオキャプチャーを使用しているが、あんまり画質がよくないのであとでもいいと思っていたHDMIを早めに検討しておく必要がありそうだ。
初期設定画面
ラズベリーパイを起動すると最初にRaspi-configという上記のような画面がでてくる。 ここでは基本的な初期設定をおこなうが、2GBしか認識していないのでexpand-rootfsでSDカードのパーティションを拡張とsshでセキュリティを外してとりあえずログインを省略しておこう(はじめてで混乱しそうなので)。
仮にこの画面は適当に設定しまいもう一度呼び出して撮影したもの。最初に設定を完了してしまうと次からはでてこなくなるが sudo raspi-config と入力すればいつでも呼び出すことができる。
デスクトップ画面の起動
あとはちゃんとデスクトップ画面は開くことができ、ログインした状態で $ startx と入力すればデスクトップ画面を開くことができる。正直LINUXに慣れていない状態だとこの画面をみるととても落ちつく。
とりあえず今回は起動までできたのでここまでにしておこう。 それでは、またの機会に…

みかん魚

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